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 皆さんこんにちは。岸 俊和(としや)です。
2020(令和2)年を迎えて、本ホームページでは、「日日是好日」という新しいページを立ち上げました。

  本ページの狙いは至ってシンプルです。
僕自身、自分の担当する教室以外では、「RKの代表」という顔で皆さんと接することがほとんどで、なかなか皆さんと素顔で触れることが無いままこの35年余りをやってきました。
そこでこのページでは、一個人として僕自身がRKを通して感じたことや見聞きしたこと、日常での素顔を皆さんに見ていただきながら、皆さんをもっと身近に感じたい、と思っています。

  皆さんからも、様々な意見、感想、希望、RKでの体験等、聞かせていただければうれしいです。
 2020年1月
岸 俊和
お便りはこちらから...
 
                                     まずは、ぼくの自己紹介・・・                 2020/01/04(土)
初姿。岸 俊和です。
1949(昭和24)年4月生まれ。東京都出身です。
1984(昭和59)年10月、東京都新宿区に、「リズミック・カンフー」を開設しました。
 当時は、「水」と「油」のような「音楽」と「武道」を混ぜ合わせることを、どうして思いついたの?と、よく聞かれましたが、最近ではそんなことも耳にしなくなりました。
  一つには時代の移り変わりの中で、社会の様々な事象に対する音楽の役割が飛躍的に広がったこと、それと、「武道」という古めかしい、封建的なイメージが、今はずいぶん薄れてきているということもあるのでしょう。
ただ僕の中では、これという根拠があってリズミック・カンフーを始めたわけではなく、そこに導かれたのだと今は思うのです。
 
 三歳のときから、父によってヴァイオリンを通して目覚めさせられた音楽の世界。
一方で、小学校では、やんちゃ坊主で喧嘩好き。父には「今日も喧嘩で勝った!」と報告すると「よし!」と褒められ、その後、母はよく学校に呼び出されていましたが、僕を非難する先生に対しては、
「あの先生はまだ若いから駄目だ」
と決めつけ、僕に少しでも理解を示してくれる先生には、
「あの先生は俊和のことをわかってくれるいい先生だ。」
と、呼び出されている理由よりも、僕のことが話題になること自体が、うれしそうでさえありました。
  そんな僕が、一方では剣道から始まって、空手、拳法、功夫、キックボクシング等々、いろいろな武道、格闘技に触れてきました。そんな中、ある武道で初めて黒帯を取ったとき、皆の前で先生に感想を聞かれて、
「もっとケンカに強くなりたいです!」
と言って、先生を初め、皆にひんしゅくを買ったこともありました。
 
  少年時代は父から、
「ヴァイオリンを弾かない奴は俺の息子ではない」
という環境で、まさにスパルタ式で厳しく育てられました。
 中学時代は、読売交響楽団の初代コンサートマスターのドイツ人、ヴォルフガング スタフォンハーゲン先生に師事し(この先生のヴァイオリンの指導法の一つは、現在皆さんが当たり前のようにやっているリズミック・カンフーのレッスン方法にも生かされています)、
「You are the best!」
と言われて、このままドイツに連れて行かれるのかな、なんていう空気もありました。
 しかし、二十歳になったとき、父に
「ヴァイオリンは俺が見つけた人生だ。お前はお前で自分の人生を見つけろ」
と言われて、ヴァイオリンを取り上げられました。
 その頃はもう、ヴァイオリンニストになろうと思っていませんでしたが、それでもヴァイオリンは、幼少から青春時代の自分の中に一番深く根差したバックボーンだっただけに、それを植え付けた父に、首根っこからいきなりズッポリ引き抜かれたときは、二十歳を過ぎた自分が大粒の涙を流したことを今でも覚えています。
今思えばそれは父の、僕に対する大きな愛情と期待がゆえの言葉だったことは、十分理解でき、感謝もしています。
 
  そんな雑草的武道経験と、父から与えられて最後は取り上げられた音楽。
僕がその両方を深く心に閉じ込めながら、それぞれは相反する対極にあったはずの二つの世界が、三十歳を過ぎて、それらをようやく穏やかに自分の中で受け入れらるようになった頃なのかもしれません。
一見同居などあり得ない二つの世界。音楽のリズム、抑揚が、武術の動きと同化しても違和感がない、という情景がふと垣間見えたのです。
  そのわずかな隙間から見えた世界は、そこにひとたび足を踏み入れてみると、これまでの音楽の世界、武道の世界で僕自身がここまで、と終わりにしていた壁が一気にはじけて、そこには未知の、新しい宇宙が広がっていました。

  それが、「リズミック・カンフーワールド」。社名の「RK World」です。
 
 

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