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平成21年6月29日掲載
凛とした空気。
このエネルギーがあなたのうちに秘められた「体力」「気力」を引き出し、
「技術力」を高めます

第53回 級段位審査会が無事終了しました



開催日時 5月31日(日)  14:20~16:20
場   所 中央区立総合スポーツセンター 第2武道場(B1)
認定者総数
39名



総評: 「後  姿」 を 磨 け

5月31日(日)、第53階級段位審査会が無事終了しました。

自分の姿勢や動きを客観的に見つめたり、判断するというのは簡単ではありません。
まして、他人と自分との比較となるとなおさらです。
習い事の世界では、
「ある人を見て、自分よりちょっと上だと感じたら、その人はあなたより数段上。自分と同レベルに見えたら、その人はあなたより明らかに上手。どう見ても自分の方が上だと思ったら、あなたの力はその人と同じレベルにある。」
という戒めがあります。

人間には元々自分をひいき目に見てしまう習性がありますが、それはさておき、私たちは何を拠りどころに自分の姿をイメージするのでしょう。
それは鏡に映る自分です。

しかしその姿は、自分の「前面という一平面」に過ぎません。一方他人は、横からも、後ろからも、まさに「四方八方から立体的」にあなたを見ています。この見方の「多面性や次元の違い」が、自分と他人の評価の差にはっきり表れるのです。
さらに、人の「前姿」には「顔」をはじめ、見た目を紛らわす部品や装置が多い。それに比べて、後姿は実にシンプルです(お腹周りだけ見ても、前面は凹ますことが出来ても、後ろは出来ません)。
また後姿には、その人の心の状態までもが表れます。
頭隠して尻隠さず、という言葉がありますが、前を飾って、後ろはほったらかし、ではなんとも格好がつかない。

人は一見、前面に惑わされやすい。そして自分の前面にも様々な気を遣い、そこを見たがるのですが、「後姿はまさにその人の真実を語る」と言えるでしょう。

「自分が見る自分の姿」と「他人が見る自分の姿」は違う、ということを理解し、受け入れた上で出来る「客観的自分磨き」。
それは日常でもレッスンでも、自分の後姿を、出来るだけ立体的に想像してみることです。そのイメージを保ちながら立ったり動いたりしてみると、今までは眠っていた神経が体内で目覚め、新しい身体感覚が生まれてきます。
「後姿を磨くという意識」、それだけでなんか前面も変わってくる感じ、しませんか?

武術の世界では、「後ろに隙(スキ)を作らず」です。


リズミック・カンフー創師 岸 俊和






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